【生活保護を受けるには】元ケースワーカーがていねいに教えます

 

こんにちは、にいやんです。

 

生活保護を受けたいと思っているけど、受け方がわからないという人はいませんか?

 

当記事では、元ケースワーカーが生活保護の受け方を詳しく説明します。

 

また、この記事を読むことで生活保護の受け方を知ることができます。

 

それでは、生活保護の受け方の流れから説明しますね。

生活保護を受けるには【生活保護申請から決定までの流れ】

 

ハカセ
生活保護を受けるまでの流れを簡単に説明するぞ~!

 

生活保護決定までの流れ
  1. 福祉事務所に行く
  2. 面接をする
  3. 申請受付
  4. 資産・収入調査
  5. 保護の要否判定
  6. 保護の決定
  7. 生活保護開始

 

以下、具体的に説明していきます。

生活保護を受けるには【福祉事務所に行く】

まずは、福祉事務所に行きましょう。

 

福祉事務所って結構わかりづらい場所にあります。生活保護の申請をする場所が、たくさん人があつまるような駅前にあったら相談しにくいですよね。なので、見つけにくい場所にあります。

 

まずは、インターネットで自分が住んでいる地域の福祉事務所を探しましょう。「○○市 福祉事務所」と検索すれば見つけることができると思います。

 

検索してもわからなかったら、お住まいの役所の受付に相談しに行きましょう。これなら確実に福祉事務所の場所がわかります。

 

生活保護を受けるには【福祉事務所で面接を受ける】

 

場所がわかったら、福祉事務所で面接・相談をします。

 

窓口の人に「生活保護を受けたいです」というと、相談カードを書くように案内されます。

 

相談カードを書いたら、その日から相談が始まります。

 

ここで、職員に所持金や生活費、医療費などの状況を説明し、生活保護を受ける基準に達していたら保護の申請をするということになります。

 

場合によっては、必要な書類をもって、もう一度来るようにと言われることもあります。

 

ただし、最悪持ち物が何もなくても生活保護の申請をすることができます。ホームレスの人は身分証明書すらありませんからね。

 

生活保護を受けるには【必要な書類・持ち物】

生活保護を申請する際に必要な書類がいくつかあります。無くても何とかなります。ホームレスで何も持っていない人でも生活保護を受けられるので当然ですよね。

 

(1)直近3ヶ月分の給料明細書

働いていない場合は必要ありません。

 

(2)通帳

銀行や郵便局の預金通帳が必要になります。貯蓄額を確認するので、持っている通帳はすべて見せる必要があります。定期預金やネット銀行も対象です。

 

通帳があるけど、どこにあるかわからないという人は、そのことを職員に伝えれば大丈夫です。職員が銀行に調査を行い、預金額を確認します。

 

ちなみに、通帳を持参する場合は、すべての通帳に当日の残高の記録をしてから行くといいです。記帳の日にちが古いものだと、「今ほんとにお金がないかわからないから記帳してきてください。」と言われることもありますので。

 

(3)アパートの契約書

家賃やどこに住んでいるかの確認を行います。紛失した場合は、そのことを職員に伝えてください。

 

(4)年金、児童扶養手当、障害手当などを受給しているならそれに関する書類

年金や手当に限らず、お金をもらっている場合は、それに関係する書類を提出します。こちらもない場合は、そのことを職員に伝えてください。通帳などで確認するので大丈夫です。

 

(5)健康保険証、介護保険証、障害手帳

生活保護を受けると、医療費や介護保険費は生活保護で負担します。ですので、健康保険証と介護保険証は必要なくなるので、役所に返却することになります。

 

障害者は、障害の程度によっては多く保護費をもらうことができるので障害手帳は必要になります。また、障害があるけど障害者手帳を持っていない人は、障害者認定を受けて障害年金を利用することも考えます。

 

(6)不動産の登記簿

家や土地を持っている人は、登記事項証明書というものを持っていきましょう。この登記事項証明書は法務局で入手できます。しかし、生活保護を受給後でもいいかもしれません。

 

生活保護を受給すると、住民票などの証明書は無料で発行できます。

 

(7)生命保険証書

生命保険に加入している人は、生命保険証書を提出する必要があります。

 

(8)ガス、電気、水道の明細書

 

(9)印鑑

あればで大丈夫です。

 

生活保護を受けるには【資産・収入調査】

生活保護の申請をしたら、提出した書類をもとに、ケースワーカーが資産や収入の調査を行います。

 

提出された預金通帳以外に持っている可能性もあるので、銀行まで調べます。また、自宅訪問を行い、金銭的価値のあるもの(貴金属など)がないか確認します。

 

ちなみに、何もかも売ってお金にしてくださいとは言わないので安心してください。漫画、ゲーム、パソコン、趣味で使うものなどは持っていても大丈夫なので隠したりしないで大丈夫です。

 

また、本人がダメなら親、兄弟などに扶養照会をします。扶養照会とは、「○○さんが生活保護の申請をしてきたのですが、援助してあげられませんか?」という内容の手紙を送ることです。

 

原則、この扶養照会は必ず行うことになっています。しかし、例外もあります。例えば、「家族から暴力を受けて逃げてきたから扶養照会をしないでくれ」と言われたら扶養照会はしません。なぜなら、不要照会をすると暴力を振るった家族に居場所を教えることになってしまうからです。

 

生活保護を受けるには【申請日から2週間で保護開始決定】

「生活保護を受ける必要がある」と判断された場合は原則、生活保護の申請から2週間以内に保護が開始され、お金が支給されます。(最大で4週間かかることもあります。)

 

また、生活保護を受ける必要がないと判断されると、保護却下通知が出されます。つまり、生活保護を受けられないということです。

 

この却下通知に不満がある場合は、保護却下通知を受け取った日から60日以内に知事に対して審査請求の申し立てをすることができます。

 

生活保護のメリット

 

ハカセ
生活保護のメリットを紹介していくぞ!

 

  • 医療費が無料

基本的にどんな病気でもすべて無料です。予防摂取系は自己負担が必要なものがあります。

 

  • 介護施設が無料

 

  • 粗大ゴミが無料

 

  • 保護開始時に必要最低限の家具がそろっていなければ、保護費とは別にお金が支給されます。(上限あり)

 

  • NHK受信料免除

 

よくある質問【Q&Aコーナー】

Q:健康な人でも生活保護を受けることはできるのでしょうか?

⇒受けることができます。生活保護を受けられるかどうかの判断基準は、収入と貯蓄です。収入と貯金が一定基準より少なければ、生活保護を受けることできます。

 

まとめ

以上が生活保護の受け方でした。

 

生活保護の受け方が理解できましたでしょうか。

 

理解できなかった場合は、とりあえず役所か福祉事務所に行って、生活保護を受けたいことを伝えてください。そうすれば、次にどうしたらいいか教えてくれます。

 

生活保護を受けることを恥ずかしいことではありません。周りの人になんか言われても気にする必要はありません。使える制度は使いましょうね。

 

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