生活保護が打ち切りになる理由7つ【知らなかったじゃ通らない】

 

 

こんにちは、元ケースワーカーのニイヤンです。

 

生活保護が打ち切りになる理由を知りたくはありませんか。
自分には関係ないと思っていても、きづいたら生活保護が打ち切りになっていたなんてこともあるかもしれませんよね。

 

そこで今回は、生活保護が打ち切りになる理由を説明します。
この記事を読んで、生活保護を打ち切られないようにしっかりと勉強をしましょう。

 

この記事の内容

打ち切り理由【保護を必要としなくなった】

なんらかの理由で、生活保護を受ける必要がないと判断されたときは、生活保護が打ち切りになります。

 

たとえば、働きだして十分な収入を得ることができるようになったときですね。

 

ちなみに、就職して1回でも生活保護の基準を上回ったら保護が打ち切りになるわけではありません。しばらく、様子をみます。なかには、最初の1か月で仕事を辞めてしまう人も少なくはありませんからね。

私の場合だと、3か月ぐらいが目安でしょうか。

 

また、年金や遺産相続によって、まとまったお金がいっきに入ったときも保護が打ち切りになります。お金が充分にあれば、生活保護はいりませんもんね。

 

打ち切り理由【検診命令や調査を拒否】

「病気で働けない」という理由で生活保護をうけると、検診命令(けんしんめいれい)が出されます。

 

この「検診命令」とは、病院に行って診察を受けてきてくださいという指導のことです。

 

この検診命令を無視して病院にいかないと、病気を治す意思がないと判断され、生活保護が打ち切りになります。

 

また、福祉事務所には、保護の開始決定のために必要がある場合には、受給者の自宅に立ち入って調査を行う権限が与えられています。

 

そして、定期的に家庭訪問を行い、収入や資産、生活状況を調べて、不正受給をしていないか確認します。この調査を拒むと、生活保護が打ち切りになる可能性があります。

 

打ち切り理由【指導や指示に従わない】

ケースワーカーは、生活保護受給者の生活の維持・向上等のために必要な指導や指示をおこなうことができるとされています。

 

そして、生活保護受給者にはケースワーカーの指導・指示に従う義務が課せられています。

 

もし、指導や指示に従わなかった場合は、保護が打ち切りになる可能性があります。

 

ただし、ケースワーカーのどんな指導に従わなければいけないということではありません。それこそ、人権侵害ですよね。

 

生活保護法27条で以下のようなルールがあります。

生活保護法27条

・指導または指示は、生活保護受給者の自由を尊重し、必要の最小限度に止めなければならない。

・生活保護受給者の意思に反して、指導又は指示を強制してはいけない。

 

この生活保護法27条があるので、無茶な指導や指示に従う必要はありません。

 

たとえば、「1か月以内に就職してください。」という指導には従う必要がありません。

 

どんなに頑張って就職活動をしても、採用側の都合で就職できるかが決まってしまうので、自分の力ではどうすることもできませんもんね。

 

打ち切り理由【失踪・音信普通】

一定期間、連絡が取れない場合は、生活保護が打ち切りになる可能性があります。

まずは、文書で通知し、それでも反応がないなら保護廃止にします。

 

打ち切り理由【貯金オーバー】

生活保護でもけっこうな金額を貯金する人がいます。しかし、あまりにたくさんの金額を貯めてしまうと、しばらく生活保護が必要ないと判断され、保護打ち切りではなく、保護を一時停止します。

 

つまり、貯金がなくなるまで生活保護費を支給しません。

 

じゃあ、どのくらいの金額の貯金までなら大丈夫なのか。

 

それはこちらの記事で説明していますので、興味のあるかたはどうぞ。

打ち切り理由【犯罪】

万引きなどの違法行為をして、犯罪者になると生活保護が打ち切りになることがあります。有罪判決だけなら、生活保護を打ち切りにされることはありません。

 

しかし、実刑判決で刑務所に入らなければならない場合は、保護する必要がなくなるので生活保護は打ち切りとなります。

 

または、刑期が短く、すぐに出所することが予想される場合は、打ち切りではなく、一時停止にします。

 

刑務所で服役し、出所した際、再度申請することは可能です。

打ち切り理由【不正受給】

だまってアルバイトをしていたような場合でも、保護打ち切りにまではなりません。

 

ちゃんと報告していれば控除されて払う必要がなかったお金や罰金を福祉事務所に払うだけです。

 

しかし、金額が大きすぎたり、特に悪質だと判断された場合は訴えられたり、逮捕されたりすることもあります。その際は、生活保護打ち切りになります。

 

未申告就労以外にも不正受給はあります。

 

どのようなことが不正受給にあたるのかを知りたい人はこちらの記事が参考になります。

 

打ち切りになっても再申請可能

生活保護が打ち切られても、もう1度申請をすれば生活保護を受給することができます。

 

犯罪で牢屋に入れられても出所したら生活保護を受けられるぐらいですからね。日本ってほんとにすごい国。

まとめ

今回のまとめです。

生活保護が打ち切りになる理由7つ
生活保護が打ち切りになる理由【保護を必要としない】
生活保護が打ち切りになる理由【検診命令】
生活保護が打ち切りになる理由【ケースワーカーの指導の従わない】
生活保護が打ち切りになる理由【不正受給】
生活保護が打ち切りになる理由【失踪・音信普通】
生活保護が打ち切りになる理由【貯金オーバー】
生活保護が打ち切りになる理由【犯罪】

 

今回は以上です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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